第5回 なとり共創ラボ開催

11月2日(日)14:00~ 第5回「なとり共創ラボ」を開催しました。

今回のテーマは、「市場調査および設計」です。これまでのワークショップで形作ってきたビジネスモデルの価値をさらに高めるため、マーケティングの基礎手法である「4P(企業視点)」と「4C(顧客視点)」を学び、自分たちのアイデアを客観的な視点で検証・設計するプロセスに取り組みました。

Aチーム

テーマ:子どもとコミュニティ


【理想の未来】
 子どもたちが残りたくなるような名取を作る
【チームビジョン】
 学生と大人をつなぐ場所を作る
【感動させたい相手】
野望を持つ学生、生徒
【現状の報告】
場の提供(レンタル)だけでは収益性が弱いため、場そのものに集客性の高いコンテンツを置くことを考案。その高い集客性のある施設の別場所で別ターゲットのイベントが開催されることで、家族で利用が出来たりなどい愛着の場所を作ろうとしている。
現在の案としては、高専とのつながりを活かし、東北初となる「重機ラジコンカフェ」を企画。需要がどの程度あるのか、どのような層からの需要があるのかなど、調査を進めリーンスタートへと臨む。


Bチーム

テーマ:なとりの情報発信


【理想の未来】
 なとり市内外の方が自分の足で魅力を発掘していく
【チームビジョン】
 NATORING 発掘した魅力を共有できるようなまちづくり
【感動させたい相手】
名取市内外の方、観光客
【現状報告】
AIを活用した利用者毎のオリジナルコースや、推し公園検索、地域の混雑状況の分かるヒートマップなどを兼ね備えた、地域紹介サイトorアプリを企画。収益としては、広告費や掲載料などと考えているが、店舗側収益に繋がるなどの効果が期待できるほどのアクセス数が必要である。
アクセス向上にむけたコンテンツをどうするか検討中であり、アンケート調査をもって、どんなコンテンツを強化していくか、またリーンスタートして何から始めていくのかの検討を進めていく。


Cチーム

テーマ:ウェルビーイング


【理想の未来】
ハッピーポイントで感謝が可視化される社会
【チームビジョン】
ハッピーポイントのやり取りが創る「やさしい社会」
【感動させたい相手】
ママ世代
【現状報告】
最終的なゴールとして、提供するコンテンツへ参加いただいた際にハッピーポイントを配る仕組み。コンテンツとしてまずはママ世代に向けた内容を考案中。アンケートでは、ママ世代が抱える悩みや課題を聞き、適切なコンテンツ提供をと考えている。


Dチーム

テーマ:未来の教育


【理想の未来】
大人も子供も共に学び合い、主体的に新しい価値を創造する社会
【チームビジョン】
子供が社会と繋がれる場をつくり、体験からの学び新しい発見をする。機会を作る
【感動させたい相手】
将来の担い手
【現状報告】
世代や立場を越えて、緩やかな繋がりと対話の中でともに育つ場(プラットフォーム)の構築を目指す。その中で、まずは中学生とその保護者を対象とした未来を考えるイベントを企画中。その他のコンテンツとしては、エデュケーションマルシェ(体験の場「ナトリニア」)やOBOGとの交流会、DXを活用した情報共有などのコンテンツ提供を考えている。アンケートとしては、今回企画中のイベント対象となる中学生とその保護者向けにニーズ調査を実施する。


Eチーム①

テーマ:支え合う地域


【理想の未来】
災害の時や、平時でも何らかの問題が起きたときに、様々な人や団体が協力して助け会える地域社会
【チームビジョン】
地域の中に、支え合いや連携をサポートする地域コーディネーターを育成する仕組みと、コーディネーター同士の緩やかなネットワークが出来ている
【感動させたい相手】
地域で何かやろうとしている人
【現状報告】
地域コーディネーター育成のプログラムを計画中。
最終ゴールとして「協働のまちづくりワークショップ」等を通じて、地域づくりに関わる人材を増やし、地域コーディネーターの育成も図る。結果「多様な主体との協働」にも繋がる。ヒアリングの調査対象として、
「①名取市社会福祉協議会」「②地域包括支援センター」「③市民活動している方」「④市役所職員」を想定し進めている。


Eチーム②

テーマ:支え合う地域


【理想の未来】
障害者をはじめとした、全てのしみんが生きがい・やりがいを感じ安心して生活が出来る社会
【チームビジョン】
地域資源の最大活用
【感動させたい相手】
当事者
【現状報告】
障害者雇用の活性化及び地域理解なども含めた、障害者人材の紹介などを検討中。但し、具体的な内容として何を行うかは各所の調査結果を見て慎重に決めていきたい。そうした場合、企業や福祉系関連団体への調査となり、アンケートの回収まで長期化する可能性がある。今期は「事業計画及びリーンスタートとして何を具体的に実施していくのか」までをゴールとし、次年度への事業開始へと繋げていきたい。


今回のラボを通じて、参加者の皆さんは「自分たちがやりたいこと(4P)」を「顧客が求める価値(4C)」へと翻訳する難しさと重要性を実感されていました。特にアンケート設計のワークでは、自分たちの仮説を疑い、真摯に「現場の声」を聞こうとする熱意が印象的でした。
次回はいよいよ「中間報告会」です。これまでの検討内容を言語化し、他者からのフィードバックを得ることで、今年度のゴールである「事業計画の策定」と「スモールスタート」に向けた確かな一歩を踏み出していきます。