令和7年度「なとり共創ラボ」成果報告会

8年2月28日、仙台高専「情報と創造の棟」にて1年間の集大成である、成果報告会を実施いたしました。

なとり共創ラボって?

地域の課題を対話で見つけ、
みんなで考え、動く場

「こんな名取を次世代に繋げたい!」「こんな名取にしたい!」
そんな想いを持ち寄った人たちが、チームでの「対話」を通して事業化を目指し、
デジタルの力も活かしながら、地域の課題に向き合い、未来の名取をつくっていきます。
誰かのために動きたいという気持ちが集まり、
「誰を喜ばせたいか」「誰の困りごとをどう解決したいか」を自分の言葉で語り、
アイデアが“かたち”になっていく——そんな地域の共創を育てる場所です。
なとり共創ラボは、
一人ひとりが名取の未来を「自分ごと」として考え、行動し、
つながりながら変えていく、市民・学生・事業者の“共創の場”です。

成果報告会の様子

Aチーム:テーマ「子どもとコミュニティ」

Aチームは、子どもから大人までが気軽に集い、楽しみながら交流できる場づくりとして「ラジコンカフェ」を提案しました。
当日は、発表に加え、ラジコンカフェの模擬実施を会場の一角で行い、実際に子どもや大人が楽しむ風景が見られました。来場者が企画の内容を体験を通じて理解できる機会となり、世代を超えた交流の場としての可能性が感じられる内容となりました。また、この企画は令和8年3月22日に増田公民館にて、カフェ機能も備えた形での実施を予定しており、成果報告会での模擬実施を次の実践へつなげる動きが進んでいます!

Bチーム:テーマ「なとりの情報発信」

Bチームは、名取の魅力を発掘・共有し、まちを巡る行動につなげるアプリ構想「NATORING」を提案しました。
地域の魅力を可視化し、市民や来訪者が自分の足で名取を巡り、情報を蓄積・共有できる仕組みとして整理されており、観光・回遊・情報発信を掛け合わせたサービスを発表しました。今後は、利用者視点に立った機能設計や地域内の連携先の整理が期待されます!

Cチーム:テーマ「ウェルビーイング」

Cチームは、「HappyPoint」をテーマに、感謝や助け合いを可視化することで、やさしさが循環する地域社会の実現を目指す取り組みを発表しました。
今年度は、ありがとうカードの記載を通じた実証を行い、アンケートも実施。その結果、感謝の可視化が市民の心の充足感や地域のつながりに寄与する可能性が確認され、サービスに対する一定の手応えが得られました。
一方で、継続的な運用体制の構築、参加事業者の拡大、市民への認知向上などが今後の課題。次年度は実証の継続と利用者拡大、協賛事業者や連携団体の開拓、仕組みの改善等を進めていく予定です。

Dチーム:テーマ「未来の教育」

Dチームは、「なとり未来キャンパス」として、中学生とその保護者を主な対象に、将来を考えるきっかけとなる対話と体験の場づくりを提案しました。
当日は構想発表に加え、2月23日に実施したプレイベントの結果も共有され、当日は中学2年生5名と保護者1名の計6名が参加した。世代を超えたゆるやかな対話の場を実際に設けたことで、地域の中で中学生が自身の未来を考え、保護者も含めて学び合う機会に対するニーズや手応えを確認することができました。
今後は、こうした場を継続的に実施しながら、対象の拡大や内容の磨き込みを進め、地域における新たな学びの場として具体化への仕組を作っていく予定です。

Eチーム:テーマ「支え合う地域」

Eチームは、「地域密着型・障がい者と企業のお仕事マッチングサービス」をテーマに、障がい者をはじめとする多様な市民がやりがいや生きがいを感じながら地域で働ける仕組みについて検討を行いました。
地域資源を活かしながら、企業、支援機関、行政等が連携し、地域の中で役割と機会をつなぐ仕組みづくりを目指しております。現時点では構想段階の整理が中心ですが、今後のアンケートやヒアリング等を通じて具体化を進めていく予定です。

Fチーム:テーマ「支え合う地域」

Fチームは、「地域協働コーディネーター研修会事業」を提案し、地域の中で多様な協働を促進する人材育成の必要性について発表しました。
実証としてファシリテーション基礎講座を開催し、さまざまな所属や背景を持つ参加者が集まり、対話の進め方や場づくりの手法について学ぶ機会を創出しました。参加者からは前向きな感想も多く寄せられ、地域づくりに関わる人材育成の入口として有効性が確認されました。